講座・イベントのご案内

本講座は、先進複合材料(CFRP)製造に関するデジタル基盤技術を対象として、航空機分野における次世代製造技術を担う人材の育成を目的とした教育プログラムです。
オンライン講義ではプロジェクトの最先端研究開発に直結する内容を提供し、対面講義ではそれらを体系的に理解するための基礎理論および演習を実施します。

オンライン講義

本年度は、毎月第4木曜日にオンライン講義を実施します。講義は、プロジェクトに関連する最先端の研究開発トピックを中心に構成され、講義資料および動画は後日公開予定です。

  • 実施日時:毎月第4木曜日 15:30~17:00
  • 実施回数:年9回(8月除く)
  • 形式:講義(約60分)+質疑応答(約30分)
  • 主な講義テーマ(予定):
    • 複合材成形に関する力学・材料モデル(粘弾性・粘塑性・超弾性)
    • 成形プロセス解析および有限要素法
    • 材料特性評価および航空機認証規格(ASTM等)
    • 放射光を用いた観察評価技術
    • 流体構造連成およびデータ科学
    • マテリアル・インフォマティクス

講師および各講義の詳細内容については、決まり次第、順次本ページにて公開いたします。

第1回:6月25日

  • 講義テーマ:非線形有限要素法:全体像の理解とFRPそり解析への応用

    概要:前半は、成形シミュレーションの基礎として、固体の非線形力学問題の分類とその解法としての有限要素法の全体像を述べ、弾塑性、粘弾性、超弾性体などの材料構成則の位置付けを解説する。後半では、それらの構成則の特徴を踏まえ、樹脂の硬化と熱変形、マルチスケール性を考慮した1方向繊維強化複合材料(FRP)のそり解析の一例を紹介する。

    講師:寺田 賢二郎 教授、東北大学大学院工学研究科

    申込締切日:2026年6月15日

第2回:7月23日

  • 講義テーマ:非線形有限要素法:超弾性・弾塑性・弾粘塑性構成則の理論的基礎と数値解析への導入

    概要:超弾性、弾塑性、弾粘塑性などの各種材料構成則を理解するために必要な理論的基礎を解説するとともに、代表的な構成モデルについてそれぞれの特徴や適用性を比較しながら紹介する。成形解析への適用を念頭に、異方性を含む構成モデルの数値解析への導入についても解説する。

    講師:山川 優樹 教授、東北大学大学院工学研究科

    申込締切日:2026年7月13日

第3回:9月24日

  • 講義テーマ:非線形有限要素法:負荷速度・温度依存の力学挙動を表現する粘弾性構成則の基礎

    概要:負荷速度・温度依存の力学挙動を表現するためのレオロジーモデルに基づく粘弾性構成則の基礎を解説する。まずは、最も基礎的な粘弾性レオロジーモデルと実用で多用される一般化Maxwellモデルの特徴や性能を説明する。また、粘弾性の温度依存性を扱うための温度・時間換算則や関連する材料物性の同定方法、さらに粘弾性構成則の数理塑性論的な解釈についても説明する。

    講師:松原 成志朗 准教授、東北大学大学院工学研究科

    申込締切日:2026年9月14日

第4回:10月22日

  • 講義テーマ:非線形有限要素法:有限変形理論の枠組みと超弾性体の基礎

    概要:これまでに紹介した各種の材料構成則を有限変形に拡張するための連続体解析学の理論的枠組みを解説するとともに、超弾性体構成式のうち、対数ひずみを用いるHenkyモデルと、Mooney-Rivlin モデルを紹介する。併せて弾塑性構成式、粘弾性構成式などの有限変形への拡張について概説する。

    講師:渡邉 浩志 取締役 (CTO)、株式会社テクスパイア

    申込締切日:2026年10月12日

第5回:11月26日

  • 講義テーマ:複合材航空機の空力構造設計:空力弾性解析から多目的最適化・データ駆動型連成解析まで

    概要:航空機の軽量化と高性能化を両立する、複合材機体設計の基盤技術を解説する。複合材を活用した流体構造連成解析の理論から、構造サイジングと組み合わせた多目的最適化に基づく主翼設計の事例を紹介する。また、近年の計算負荷低減に向けたデータ駆動型解析手法の導入例など、最新のシミュレーション技術を交えて次世代機の設計体系を概観する。

    講師:阿部 圭晃 准教授、東北大学流体科学研究所

    申込締切日:2026年11月16日

第6回:12月24日

  • 講義テーマ:データ科学が加速する材料開発:マテリアルズ・インフォマティクスの基礎と実用

    概要:膨大な候補材料の中から優れた機能を持つ材料を効率的に見出すためのデータ解析の手法を基礎から解説する。多次元データの視覚化(SOM)や、実験・シミュレーション結果に基づく物性予測(ベイズ推定)といった具体的技術の仕組みから、有機・高分子材料への適用の実例などを交えて、材料探索・材料開発へのデータ活用を概観する。

    講師:菊川 豪太 教授、東北大学流体科学研究所

    申込締切日:2026年12月14日

第7回:1月28日

  • 講義テーマ:決まり次第ご案内いたします。

    講師:龍薗 一樹 助教、東北大学大学院工学研究科

    申込締切日:2027年1月18日

第8回:2月25日

  • 講義テーマ:決まり次第ご案内いたします。

    講師:白須 圭一 准教授、東北大学大学院工学研究科

    申込締切日:2027年2月15日

第9回:3月25日

  • 講義テーマ:決まり次第ご案内いたします。

    講師:高山 裕貴 准教授、東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター

    申込締切日:2027年3月15日

対面集中講義

対面形式での集中講義では、オンライン講義で扱う先端トピックを理解するための基礎理論を体系的に学びます。演習を含めた実践的な構成とし、設計・解析・材料評価に関する基礎力の強化を図ります。

  • 実施回数:年2回
  • 講義数:各回 8コマ(1コマ90分)
  • 形式:講義+演習(対面)
  • 会場:東北大学片平キャンパス(予定)
  • 講師陣と主な講義内容:
    • 岡部 朋永 教授
      固体力学、テンソル解析、連続体力学、構成則 など
    • 大林 茂 教授
      最適化手法の基礎およびAI入門、形状最適化問題 など
    • 菊川 豪太 教授
      データサイエンス、マテリアル・インフォマティクス、演習 など
    • 下山 幸治 教授(九州大学)
      ベイズ最適化、サロゲートモデル、最適化演習 など

前期:8月27日~28日

  • 時間割

    横にスクロールします→

    8:50〜10:20 10:30〜12:00 13:00〜14:30 14:40〜16:10 16:20〜17:50
    8/27 大林1 下山1 下山2
    8/28 岡部1 岡部2 菊川1 菊川2 大林2

後期:2027年3月8日~9日

  • 時間割

    横にスクロールします→

    8:50〜10:20 10:30〜12:00 13:00〜14:30 14:40〜16:10 16:20〜17:50
    3/8 大林3 下山3 下山4
    3/9 岡部3 岡部4 菊川3 菊川4 大林4

シンポジウム・交流

講座の一環として、研究成果の発信および人的交流を目的としたシンポジウムを開催します。

実施日:2027年3月10日(対面開催)

  • 会場:東北大学片平キャンパス(予定)

    内容:プロジェクト成果発表および関連分野の研究者・技術者の交流

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